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2011年12月22日木曜日

地震・雷・火事・“親父→台風”

平成23年12月21日 
気象庁の報道発表 「2011年(平成23年)の台風について」より

「今年の台風の発生数は21個で、
 台風統計開始の1951年以降で4番目に少なく、
 また、10月以降の発生数は2個で最も少なくなっている。
 3個の台風が上陸し、日本各地に大きな被害が生じた」

ということで、
発生数は平年(25.6個)より少なかったものの上陸被害は甚大だった。
とくに台風12号の人的被害は、2004年23号を超えて平成最悪。


台風被害は尽きないものなのか… 
台風進路予報の精度は、年々の変動はあるが、
予報技術の改善により着実に向上している。
テレビなどでの伝え手も一生懸命に気象防災情報を発信している。
となると、問題は、
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫、高波、高潮に関わる
治水事業が万全でないことなのか。
いや、そんなことが完璧にできるはずがない。
どうやら、台風接近中であっても
世間一般人の防災意識の低さと行動力の欠如が問題のようだ。
そこを伝え手が、
有用な情報をいかにして一人でも多くの人に伝えて伝わって
防災行動をとってもらえるかだが…



さて、 「地震・雷・火事・親父」 とはよく聞いたもの。
earthquakes, thunder, fires, fathers 


実は、この「親父」は「台風」のことって知っていただろうか。

この「おやじ」は「大山嵐(おおやまじ)」がなまったもので、
「大山嵐=台風」のことである。

だから、本当の意味は、
「地震・雷・火事・台風」ということで全部天災!!
earthquakes, thunder, fires, typhoon



「親父」は威厳が低下傾向にあるのかな…
負けるな世の中の親父達! 俺も頑張る。