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2012年9月26日水曜日

東海道新幹線

よく利用する東海道新幹線

今の主流車両は「N700系」

改めてまじまじと見ると、やはりかっこいい。

最高速度は270km/h だそうな。

「N700系」  2007年から営業運転



こちらは前代の「700系」 1999年から営業運転中


2012年9月22日土曜日

9月22日「秋分の日」

2012年9月22日は「秋分の日」
これまで長らくの間、秋分の日は9月23日だった。
しかし、今年はなんと、1896年以来116年ぶりに
9月22日が「秋分の日」となるのである。
(9月23日でなくなるのは、1979年9月24日以来33年ぶり)

そもそも「秋分の日」とはどのような日なのか?
国民の祝日に関する法律によれば、
秋分の日とは太陽が「秋分点」を通過する日のことと定められている。
秋分点とは、黄道を動いていく太陽が地球の赤道の真上、
つまり天の赤道を横切る瞬間の位置のこと。(イラスト参照)
 
それではどうして秋分の日の日付が変わってしまうのか?
それは、太陽のまわりを地球が一周する周期(公転周期)が
地球の自転周期(1日)の整数倍に一致しないためである。

地球が太陽の周りをまわり、元の位置に戻ってくるためには
約365.2422日(約365日5時間49分)かかる。
これは、太陽が秋分点を通過する時刻が、
毎年約5時間49分ずつ遅れていくと言い換えることができ、
4年間で約1日ぶんのずれに相当する。

2012年は「閏年(うるう年)」である。
4年間でたまった約1日のずれは閏年により解消されてきた。

ただ、2012年はいつもと違う。
2011年の秋分点通過日時は9月23日18時5分。
この18時5分に5時間49分を足すと9月23日23時54分。
9月24日にずれこまず、2012年は閏年ということで、
結果,2012年の秋分点の通過日は
9月23日ではなく9月22日となるのだ。
(実際の秋分点通過日時は
 9月22日23時49分と予想されている)

2012年9月14日金曜日

9月前半の変な天候

9月上旬は大型台風が襲来しやすい時季。
立春から数えて210日目は「二百十日」(9月1日頃)
古くから、稲の開花期と台風の厄日が重なるということで
台風を警戒すべき日として、暦に載せられた。

ところが、2012年は、9月上旬を含め
台風が全く存在しない空白の11日間となった。
これは1951年の統計開始以来初めてのことである。
理由は、
優勢な太平洋高気圧の影響が考えられる。
高気圧が吹き出す乾いた北東風または東風が
台風発生場所のフィリピンの東海上に流れ込み、
対流活動が不活発だったことが挙げられる。

9月中旬に入る9月11日。
カロリン諸島で台風16号発生。
海水温の高い海域で一時900hPaまで気圧が下がり、
“猛烈で非常に大きい”台風にまで発達。
900hPaまで下がるのは
2010年13号の885hPa以来のこと。
20年に1度の最強クラスだった。


台風16号は18日に温帯低気圧に変わったが、
この低気圧に向かって、日本列島には南よりの暖かい空気が流れ込み、
気温が上がった所が多くなった。
とくに北陸と東北の日本海側では、
山を越えた風が高温になって吹くフェーン現象の効果も加わり
記録的な猛残暑に。。
秋田と青森では気温が36.1度まで上がって
9月として最高気温を記録。

また、18日夜には
静岡県で大気の状態が非常に不安定となり、
静岡市では1時間に50ミリを超える雨を観測。
磐田市では同時間帯に突風被害もあった。
特に静岡県には南から非常に大量の空気が流れ込み、
バックビルディング現象(先頭の積乱雲の風上に
次々と積乱雲が発生する)が形成されていたのかも知れない。


ただ、この気圧の谷(前線帯)が抜ければ、
異常なほどの残暑もやっと落ち着いて秋めいてくる気配。
秋の彼岸に入った。「暑さ寒さも彼岸まで」はあまりにも有名。
さわやかな秋空が待ち遠しい。

2012年9月4日火曜日

弾丸日帰り「富士登山」

2012年8月28日
会社の同僚あわせて4人で富士登山に行ってきた。
千葉からの日帰り弾丸ツアーである。
この日のために、ある程度のトレーニングを積んできた。

登ったのは富士宮口ルート。
車の行き道でちょっと迷ったりで、スタートしたのは午前9時と
予定より大幅に遅れてしまった。
 
スタート地点の五合目の標高2400m。
目指すは富士山頂上の3776mだから、標高1376mぶん
歩行距離にして約10kmを約5時間で登るのだ。

早くも雲海が広がる。高山病にならないようにマイペースでゆっくりと。
標高が高くなるほど紫外線が強くなるので、 帽子とサングラスは欠かせない。

雲海が迫り来る感じ。前半は調子が良かった。
実はこの日、ハリウッドスターのヒュー・ジャックマンも富士登山をしていたらしい。
すれ違ったことにしておこう。

後半は道が険しく酸素も薄く、10歩ほど進むと息を整える。
大幅にペースダウンした。。

そして、午後3時頃 10合目の奥宮(3720m)に到着!
噴火口はとても大きくて深かった。

お鉢を巡ること約30分、とうとう目的達成。
これが日本最高峰富士山剣ヶ峰3776mだ!!
 

すぐ横に富士山特別地域気象観測所
昔はこの上に富士山レーダーがあった。
故障のたびに、業者が修理をしにここにやってきたとか。

富士山頂からの景色も感慨深かった。
気温は6℃しかなく、フリースを着ていても寒かった。
山頂に2時間ほどいて、午後5時頃、下山を開始する。予定より2時間遅れ。。

下山開始早々、富士山の影「影富士」が姿を現した。
予定より遅れていたからこそ、これが見られたのだと喜んだ。


夕暮れも絶景だった。
上層と下層の雲に挟まれて、素敵な色合いをかもし出していた。

下山は下山の辛さがあった。
急峻な岩場を一歩一歩踏み込む際に、脚に受ける衝撃がとても大きい。
また、砂利道はすべるので、一歩進むたびに脚に余計な力が入る。
痛感したのは、ソールが硬い(衝撃を吸収してくれる)登山靴だったら
かなりマシだっただろうなぁ…と。

おまけに、夜道が暗い。。
大幅遅れを想定していなかったのでライトの準備が無かったが、
お月様が夜道を照らしてくれて助かった。同時に、星空が綺麗!!
五合目にとめていた車に乗って帰路についたのは午後9時。。遅っ。。
でも、結果的に、このスケジュールで良かったと、皆は大満足だった。


登山後、2、3日は筋肉痛に見舞われたが、
天気にも恵まれて、全員で登頂ができて、本当に良かった。