日本海側の地域は記録的な大雪に見舞われている。
太平洋側では晴れ間が多いものの体に堪える寒さと空気の乾燥で
風邪やインフルエンザ、ウイルス性胃腸炎が流行するわけである。
体が不調に陥るのは、なにも冬場に限らない。
頭痛や肩こり、腰痛、生理痛、動悸、息切れなどの不定愁訴、
肥満、アレルギー、うつ症状、胃腸や肝臓、腎臓などの病気…
全ての病気や症状の根底には必ず“冷え”があるという。
体温が1度下がると、代謝が約12%、
免疫力が約30%以上低下することがわかっている。そもそも、近年は、日本人の低体温化=免疫力の低下
といった時代背景もある。
体の“冷え”をもたらす現代人の主な習慣は、
・食べすぎ
・陰性食品の摂りすぎ
・塩分の控えすぎ
・水分の摂りすぎ
・運動不足
・ストレス
・薄着ファッション
さまざまな体調不良を解消するには、
まず体温を上げて「体を温める」ことが先決となる。
前おきが長くなったが、
この「体を温める」食べ物のナンバーワンが“生姜”だ。
生姜はもともと「薬味」、古くから日本にある食材で、
医療用の漢方でも百数十種類のうち
7~8割に生姜が使われているのだ。
今でも、いつでも簡単に生姜が安く手に入るし、
おまけに冷えとり以外にもたくさんの薬効が期待できる。
生姜が誇る薬効18
①体を温める
②免疫力を高める
③発汗、去痰を促す
④咳を鎮める
⑤解熱作用
⑥鎮痛・消炎作用
⑦血液凝固を抑制する
⑧強心作用
⑨胃腸の消化・吸収能力を高める
⑩胃潰瘍を防ぐ
⑪吐き気をおさえる
⑫抗菌・抗ウイルス・抗寄生虫作用
⑬めまいや耳鳴りを防ぐ
⑭血中コレステロールを下げる
⑮生殖機能を改善する
⑯酸化を防ぐ(老化予防)
⑰うつ病を防ぐ
⑱解毒を促して体内を浄化
※さらに最近では、癌に対する効能も注目されている。
あらゆる病気を防ぐ万能食材の「生姜」。
これを毎日手軽に効率的に摂り続けられる
オススメメニューと言えば、「生姜紅茶」
さらに、私は「生姜ココア」もオススメしたい。
“ココア”のカカオポリフェノールが血流を促進して、
特に、つま先や足首など下半身を温めるのだとか。
この2つの食品を同時に摂ることで
“即効性”と“持続性”をもって体全体が温まる。
「生姜紅茶」と「生姜ココア」
気分次第で楽しむと、リラックス効果も加わってトリプルベター!
言い忘れてた。いずれもダイエット効果も大きい。
大変重宝するオススメドリンクなのである。