2012年8月28日
会社の同僚あわせて4人で富士登山に行ってきた。
千葉からの日帰り弾丸ツアーである。
この日のために、ある程度のトレーニングを積んできた。
登ったのは富士宮口ルート。
車の行き道でちょっと迷ったりで、スタートしたのは午前9時と
予定より大幅に遅れてしまった。
スタート地点の五合目の標高2400m。
目指すは富士山頂上の3776mだから、標高1376mぶん
歩行距離にして約10kmを約5時間で登るのだ。
早くも雲海が広がる。高山病にならないようにマイペースでゆっくりと。
標高が高くなるほど紫外線が強くなるので、 帽子とサングラスは欠かせない。
雲海が迫り来る感じ。前半は調子が良かった。
実はこの日、ハリウッドスターのヒュー・ジャックマンも富士登山をしていたらしい。
すれ違ったことにしておこう。
後半は道が険しく酸素も薄く、10歩ほど進むと息を整える。
大幅にペースダウンした。。
そして、午後3時頃 10合目の奥宮(3720m)に到着!
噴火口はとても大きくて深かった。
お鉢を巡ること約30分、とうとう目的達成。
これが日本最高峰富士山剣ヶ峰3776mだ!!
すぐ横に富士山特別地域気象観測所
昔はこの上に富士山レーダーがあった。
故障のたびに、業者が修理をしにここにやってきたとか。
富士山頂からの景色も感慨深かった。
気温は6℃しかなく、フリースを着ていても寒かった。
山頂に2時間ほどいて、午後5時頃、下山を開始する。予定より2時間遅れ。。
下山開始早々、富士山の影「影富士」が姿を現した。
予定より遅れていたからこそ、これが見られたのだと喜んだ。
夕暮れも絶景だった。
上層と下層の雲に挟まれて、素敵な色合いをかもし出していた。
下山は下山の辛さがあった。
急峻な岩場を一歩一歩踏み込む際に、脚に受ける衝撃がとても大きい。
また、砂利道はすべるので、一歩進むたびに脚に余計な力が入る。
痛感したのは、ソールが硬い(衝撃を吸収してくれる)登山靴だったら
かなりマシだっただろうなぁ…と。
おまけに、夜道が暗い。。
大幅遅れを想定していなかったのでライトの準備が無かったが、
お月様が夜道を照らしてくれて助かった。同時に、星空が綺麗!!
五合目にとめていた車に乗って帰路についたのは午後9時。。遅っ。。
でも、結果的に、このスケジュールで良かったと、皆は大満足だった。
登山後、2、3日は筋肉痛に見舞われたが、
天気にも恵まれて、全員で登頂ができて、本当に良かった。